シーリング材に求められる要件
シーリング材は次の要件が求められます。
①水密性、気密性を付与できる材料であること
②部材が離れたら伸び、接近したら縮み、目地の ムーブメント に対応できること
③ 耐久性 に優れていること
④日本独特の意匠性も保つこと
防水機能確保のための条件
シーリング材を外壁の目地に充填することによって、その外壁が一枚岩のように機能してくれることが望まれます。そのため、シーリング材防水機能確保は施工・設計・材料どれか一つもミスマッチが起こると不具合の発生につながります。
①施工
・降雨、気温などの施工環境が整っていること
・水分などの接着阻害因子がなく、下地として適切である
・資格の有無など、施工技量が確かであること
②設計
・立地条件を加味しているか
③材料
・材料選定で間違っていないか
・有効期限を守って使用しているか
確実なシーリング工事のためには、材料選定のみならず、目地の形状並び適切な施工が重要です。
性能を十分に発揮できるよう、目的に合ったシーリング材とプライマーの組み合わせをお選びください。