シーリング材と接着剤の違いについて
シーリング材は構造物の隙間(目地)に充填する事で、雨水の侵入口を防いで防水するフィルドジョイント構法に使用される製品です(下図はシーリング材の代表使用例)。

一方で、接着剤は物と物をつなぐための製品です。
一般的にシーリング材は目地の伸縮に対応する為、伸縮性能が高い製品が多いですが、構造物とシーリング材を接着するにはプライマーの仕様が不可欠となっています。

接着剤は物を接着できる製品ですが、伸縮性能についてはシーリング材ほど高くない製品が多くなっています。
ご使用する目的や用途に応じて使い分けが必要となります。